今年も展覧会に行きたい!よろコンです
こちらのブログでは新年最初の記事です
遅ればせながら本年もよろしくお願い申し上げます!
これまではもう一つのブログで書いていた展覧会情報の備忘録ですが、アート関連ということで今回からこちらのブログにまとめたいと思います。
そして、今年のこのブログはさらにアートに特化していきたいと思います。(最初はアート以外も書くつもりでしたが、結局アート関連のことしか書いてないので^^;)
さて、2022年の展覧会ですが、のっけから
豪華絢爛スターぞろい
な一年に。
COVID-19の影響から少しずつ抜け出していると言えるのではないでしょうか?
注目の展覧会が目白押しです!「絶対行く!」と思っている展覧会は金色(のつもり)にしています。
ということで、今年もやります!2022年、自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプト。なにか一つでもお気に入りがありましたら幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
【今年の展覧会】
1. 情報源
今年も情報源は
日経BP「日経おとなのOFF」2022年1月号 臨時増刊
「絶対見逃せない 2022 美術展」& 美術展80ハンドブック
に、各美術館のWebサイトに今年予定の展覧会情報を加えて記述します。
2. 気になる展覧会
開催中
☆「生誕120年記念 篁牛人展 昭和水墨画壇の奇才」@虎ノ門(溜池山王)・大倉集古館 開催中-1/10
https://www.shukokan.org/Portals/0/images/exhibition/history/2021/20211102_takamura_flyer.pdf
(チラシのPDF)
※ もうすぐ、終了。「渇筆」なる技法でこれまでに類を見ない水墨画を作り上げた牛人。力強いフォルムの樹木。うねるような体の虎の表情はとてもユーモラス。画面の迫力と色気と哀愁に心わしづかみにされます。これは、生で見ないと伝わらないかも。
(実は今日行ってきました!)
☆「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」@東京丸の内・三菱一号館美術館 開催中-1/16
イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ― モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
※ こちらは東京での会期を終え、もうすぐ大阪・あべのハルカス美術館へ。日本初のイスラエル博物館の印象派作品が楽しめるのとあわせて、ぜひともドイツ印象派レッサー・ユリィの作品にも注目してみてください。この展覧会での「発見」です!
☆「フランソワ・ポンポン展 動物を愛した彫刻家」@館林・群馬県立館林美術館 開催中-1/26(千葉県・佐倉市立美術館(2/3-3/29)、山梨県立美術館(4/16-6/12)にも巡回)
フランソワ・ポンポン展 〜動物を愛した彫刻家〜 公式サイト|François Pompon Exhibition
※ オルセーの大きく滑らかなシロクマの彫刻で有名なフランソワ・ポンポン展が巡回中。今年は6月まで関東近郊で観覧できそうです。
1月から
☆「ジャポニスム -世界を魅了した浮世絵」@千葉・千葉市美術館 1/12-3/6
ジャポニスム―世界を魅了した浮世絵 | 企画展 | 千葉市美術館
※ 浮世絵コレクションでも有名な千葉市美術館。日本美術が影響を与えたジャポニスムの画家たちの作品と浮世絵をあわせて見ることで浮世絵の魅力を再発見しよう!という展覧会です。興味深い!
☆「特別展「ポンペイ」」@上野・東京国立博物館 1/14-4/3
特別展「ポンペイ」 Special Exhibition POMPEII
※ ヴェスヴィオ山の噴火により歴史がそのまま封じ込められた都市・ポンペイ。ポンペイの出土品の展示や邸宅の再現等、考古学愛好家ならずとも興味の湧く展覧会です。
☆「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」@上野・東京都美術館 1/22-4/3
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
※ CMも流れはじめましたが、フェルメール「窓辺で手紙を読む女」が修復後、所蔵館以外で世界初公開される場となります。背景にこれまでなかった天使が現れるという衝撃の事実。これだけでも見に行きたい!と思います。このほかオランダ名画も。
2月から
☆「メトロポリタン美術館展」@乃木坂・国立新美術館 2/9~5/30
メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年|2021年11月13日(土)~ 2022年1月16日(日)大阪市立美術館|2022年2月9日(水)〜 5月30日(月)国立新美術館
※ すでに大阪市立美術館で開催中の展覧会が東京に。ラファエロ、カラヴァッジョ、フェルメール、ゴッホと初期ルネッサンスからポスト印象派までの幅広い作品65点、内46点が日本初公開という貴重な展覧会です。
☆「近代が誇る女流画家とそれに連なる美の系譜 上村松園・松篁・淳之」@八王子・東京富士美術館 2/11-3/13
上村松園・松篁・淳之 三代展 | 展覧会詳細 | 東京富士美術館
※ 近代美人画、女流画家の第一人者である上村松園。その息子・松篁に孫の淳之。三代にわたる絵画芸術の系譜をたどる展覧会です。
☆「ミロ展-日本を夢みて」@渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアム 2/11-4/17
※ 若いころから日本に魅力を感じていたミロ。そうだったんですね。知りませんでした。ミロの芸術に日本が与えた影響を紐解きながらミロの芸術の変遷をたどります。ミロのアトリエにある日本の民芸品たちも里帰りのようです。
3月から
☆「空也上人と六波羅蜜寺」@上野・東京国立博物館 3/1-5/8
東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 特別展「空也上人と六波羅蜜寺」
※ 運慶の息子・康勝作の空也上人像。念仏を唱える口から仏が出てくるという像は写真などで見たことあるのではないでしょうか?東京には半世紀ぶりのお目見え。ぜひとも実物をこの目に。
☆「没後50年 鏑木清方展」@竹橋・東京国立近代美術館 3/18-5/8
※ 「西の松園、東の清方」こちらは東の美人画の巨匠・鏑木清方の展覧会です。長きにわたり所在不明だった「築地明石町」含めた三部作など約110点の大規模回顧展です。
☆「シダネルとマルタン展」@新宿・SOMPO美術館 3/26-6/26
※ 1/10までは山梨県立美術館で開催中の展覧会が新宿に巡回します。深い親交のあった「最後の印象派」の二人の作品展です。
4月から
☆「イスラエル博物館所蔵 ピカソ ひらめきの原点」@汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 4/9-6/19
2022年 - 2023年の展覧会 | 展覧会情報 | パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
※ イスラエル博物館からピカソコレクションが来日です。版画、油彩画、ドローイング、写真と多彩な作品からピカソのインスピレーションの源に迫る展覧会です。
☆「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」@上野・東京都美術館 4/22-7/3
※ スコットランド国立美術館の至宝からラファエロ、エル・グレコ、ベラスケス、レンブラント、ルノワール、モネなどなど。ルネッサンスから19世紀後半までの西洋絵画の巨匠たちの絵画が展示されます。
6月から
☆「国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」@上野・国立西洋美術館 6/4-9/11
※ 2020年秋までのロンドン・ナショナル・ギャラリー展以降リニューアルのため休館していて西洋美が再開です。美術館サイトにはまだ展覧会情報は掲載されていませんが、4/9(土)からリニューアルオープンするとの告知が。待っていました。この展覧会はドイツのフォルクヴァング美術館との共同企画で二館の名品が並ぶようです。
☆「ルートヴィッヒ美術館展 20世紀美術の軌跡-市民が作った珠玉のコレクション」@乃木坂・国立新美術館 6/29-9/26
ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション|企画展|展覧会|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
※ ドイツ第四の都市・ケルンにある美術館。館名の「ルートヴィッヒ」夫妻をはじめとしたコレクターのピカソ、バウハウス、シュルレアリスムなどの近現代アートが来日します。
7月から
☆「キース・ヴァン・ドンゲン」@汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 7/9-9/25
2022年 - 2023年の展覧会 | 展覧会情報 | パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
※ オランダ生まれでパリで活躍したキース・ヴァン・ドンゲン。エコール・ド・パリを代表する画家の44年ぶりの展覧会。西洋美術館の常設展示の作品などを見て、とても興味を持っている画家なので、この展覧会は楽しみです。
☆「スイス プチ・パレ美術館展」@新宿・SOMPO美術館 7/13-10/10
※ スイス・ジュネーブのプチ・パレ美術館の豊富なフランス近代絵画コレクションから日本では30年ぶりの収蔵品展を開催。印象派、ナビ、フォーヴ、エコール・ド・パリと近代フランス絵画の流れのわかる展覧会のようです。
☆「ボストン美術館展 芸術×力」@上野・東京都美術館 7/23-10/2
※ 日本、西洋、東洋と多岐にわたる所蔵品から「芸術と力」のテーマに沿った60作品が来日。「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」「吉備大臣入唐絵巻」や本展のために修復された伊勢長島藩の大名・増山雪斎の「孔雀図」などが注目です。
10月から
☆「ベルクグリューン・コレクション展」@上野・国立西洋美術館 10/8-2023/1/22
※ ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューンのコレクションから特に彼が敬愛したピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティの作品を中心として展覧会のようです。
☆「東京国立博物館創立150年記念 国宝 東京国立博物館のすべて」@上野・東京国立博物館 10/18-12/11
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」について|東京国立博物館創立150年記念特設サイト
※ 東京国立博物館は今年で創立150年。それを記念して所蔵する国宝89件をすべて展示する展覧会とのこと。会期中展示替えはありますが、これは「事件」であり「見もの」です。
3. さいごに
このほかにすでに東京では終わってしまった「ゴッホ展」や「コレクター福富太郎の眼」は巡回中です。
また、
・大阪中之島美術館開館記念「Hello!Super Collection 超コレクション展-99のものがたり-」2/2-3/21
・板橋区立美術館「建部凌岱展 その生涯、酔いたる醒たるか」3/12-4/17
春の恒例
・府中市美術館「春の江戸絵画まつり ふつうの系譜「奇想」があるなら「ふつう」もあります-京の絵画と敦賀コレクション」3/12-5/8
北斎関連の展覧会など上げたらきりがないですが、今年も時間を見て一つでも多くの展覧会を見てこの場でも勝手にレポートできればと思います。
何か、おもしろそうな展覧会はありましたか?
さいごに関連リンクを
www.suki-kore.tokyoオルセーで見たポンポンのシロクマです。
www.suki-kore.tokyoいま巡回中のゴッホ展です。
それでは、今回の通信は終了です。次回は2月(予定)です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。
(実は20ウン年前に卒業旅行で行ったのがメトロポリタン美術館。その時買ったゴッホの絵のポスター。メトロポリタン美術館展は絶対行きたい展覧会です^^)