今月も展覧会に行きたい!よろコンです
「それにしても気が付けば東京は梅雨入り(6/6)。季節が過ぎるのは早いです。」
と書いたら、すでに梅雨明け。季節が過ぎるのは早いです。というか今年は早すぎ(^^;)
いきなり猛暑でバテますが、熱中症には注意して、今月も展覧会に行きたいです。
ということで、今回も自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプトで始めます。なにか一つでも気になるものがありましたら幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
【今月の展覧会】
1. 情報源
・「絶対見逃せない 2022 美術展」& 美術展80ハンドブック
・東京都の展覧会|展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape
に、各美術館のWebサイトの情報等を加えて記述します。
(梅雨は明けましたが、横須賀で見た紫陽花)
2. 気になる展覧会
(1) これから行きたい展覧会
(開催中)
☆「2022イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」@西高島平・板橋区立美術館 開催中-8/7
※ 今年の夏も板橋区立美術館・ボローニャ展。板橋の町でも関連イベント開催。今年も新しい感性との出会いが待っています。
☆「生誕150年 板谷波山 - 時空を超えた新たなる陶芸の世界」@有楽町・出光美術館 開催中(6/18)-8/21
※ アール・ヌーヴォーの様式をいち早く受容し、「葆光彩磁(ほこうさいじ)」を生み出した近現代陶芸の旗手。柔らかい輝きの葆光彩磁の作品を生で見てみたい。
☆「自然と人のダイアローグ」@上野・国立西洋美術館 開催中-9/11
国立西洋美術館リニューアルオープン記念「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」
※ 国立西洋美術館リニューアルオープン記念展。ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館との協力で、西洋美の松方コレクションとあわせて印象派・ポスト印象派を軸に芸術家の自然への向き合い方を見つめなおす展覧会とのこと。
☆「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の奇跡 -市民が創った珠玉のコレクション」@乃木坂(六本木)・国立新美術館 開催中-9/26
ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション
※ ドイツ・ケルン市が運営する市民が創り上げたコレクション。ドイツ表現主義、ピカソ、ポップアート等の絵画、彫刻、写真、映像など152点を展示。
☆「ゲルハルト・リヒター展」@竹橋・東京国立近代美術館 開催中-10/2
※ ドイツ現代アートの巨匠・リヒター。東京では初の美術館での個展で、具象表現から抽象表現を行き来し、人の「見る」という行為を深く追究する展覧会。
(今月から)
☆「キース・ヴァン・ドンゲン展 - フォーヴィスムからレザネフォル」@汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 7/9-9/25
キース・ヴァン・ドンゲン展 | パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
※ オランダ生まれのキース・ヴァン・ドンゲン。フォーヴの画家であり、身体の優美さ、官能性を備えた女性画が代名詞。第一次世界大戦までに取り組んだ色彩と形態の研究から人物表現、大戦終結後の狂騒の20年代(レザネフォル)における画家の歩みに焦点をあてた展覧会とのこと。今年、楽しみにしている展覧会のひとつです。
☆「印象派からエコール・ド・パリへ スイス プチ・パレ美術館展」@新宿・SOMPO美術館 7/13-10/10
※ スイス・ジュネーブのプチ・パレ美術館のコレクション展。19世紀後半から20世紀初頭のパリ。印象派、新印象派、ナビ派、フォーヴィスム、キュビスム、エコール・ド・パリと新しい絵画の流れをたどる展覧会です。
☆「よめないけど、いいね! 根津美術館の書の名品」@表参道・根津美術館 7/16-8/21
※ これはタイトル勝ちですよね。私も趣味でお習字をやっていますが、読めません(^^;)けど、良いね。わかります。これは、興味津々です。
☆「芸術×力 ボストン美術館展」@上野・東京都美術館 7/23-10/2
※ COVID-19の影響で延期になっていた展覧会がいよいよ開催。平治物語絵巻、吉備大臣入唐絵巻、伊勢長島藩の大名・増山雪斎の修復された作品を公開。そのほかにも古今東西の名品を見られそうです。
(2) 行ってきた展覧会
☆「華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展」@横須賀・横須賀美術館 終了
ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション
※ 6/9訪問。海の見える美術館・横須賀美術館。初めて訪れた美術館はローケーションも展示も食事もとっても素晴らしかったです。また、行きたい。当時のフランスのポスターに囲まれて素敵なタイムトラベルを楽しみました。
☆「スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち」@上野・東京都美術館 終了
※ 6/12訪問。グレートな作品の数々。個人的には中でもアンドレア・デル・ヴェロッキオ(帰属)「幼児期リストを礼拝する聖母」(通称「ラスキンの聖母」)とポール・ゴーガン「三人のタヒチ人」が好きでした。もちろん、このほかの作品も素晴らしかったです。また、このブログでご紹介できればと思います。
☆「牧歌礼賛 / 楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児」@東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 開催中-7/10
牧歌礼讃/楽園憧憬 アンドレ・ボーシャン+藤田龍児 | 東京ステーションギャラリー
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/pdf/202204_andre_fujita.pdf
※ 同じく6/12訪問。藤田は抽象的な作品から48歳で体調を壊し、具象的で牧歌的な作風に。一方のアンドレ・ボーシャンは46歳で除隊後、精神を病んだ妻を見ながら絵を描き始めます。歩んだ時代も道も違う二人が描く楽園の世界。アンドレ・ボーシャンの作品はアンリ・ルソーにもつながるよう。二人の作品をこれまでよく知らなかったので、とても発見のある展覧会でした。
☆「熊谷守一美術館37周年展」@千川(要町・椎名町)・豊島区立熊谷守一美術館 終了
http://kumagai-morikazu.jp/37th.pdf
※ 6/26訪問。池袋からほど近い住宅街にたたずむ小さな美術館は熊谷守一翁が長年過ごした家を改修し、次女の榧(かや)さんが創設しました。初代館長となられた榧さんも残念ながら今年の2月に92歳でお亡くなりになられたとのこと。熊谷守一は家では「モリ」と呼ばれていたよう。そんなモリのまなざしに触れ、息遣いを感じられる美術館。今度は併設のCafeにも寄ってみたい。
☆「佐藤卓TSDO展」@銀座・ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー) 終了
佐藤卓TSDO展〈 in LIFE 〉 | ギンザ・グラフィック・ギャラリー
※ 6/30訪問。TSDOは佐藤卓さん率いるデザイン会社とのこと。月末、会社も終わり、ぎりぎり19:00の閉館時間に間に合うかと思い、なんとか終了10分前に入って見てきました。「おいしい牛乳」「キシリトール」「本わさび」など、生活の中に自然と溶け込むデザイン。でも一つ一つに目を向けると、そこには無視できない確固たる主張があるように思えてきます。そんな、さりげなくも見逃せないデザインの世界がおもしろい展示でした。
そして、ギャラリーからの帰り、またしても「まさか」な出来事が。(今度は災難ではないです。いつか書きたい)
ということで今月は以上です。
3. さいごに
いよいよ夏の展覧会も真っ盛りという感じがします。
このほかにも
(開催中-8/14まで)
(オペラシティでも開催されていた篠田桃紅さん。「篠田桃紅 夢の浮橋」開催中-8/28まで)
は行ってみたい。この夏も、忙しくなりそう。
ということで、何か、おもしろそうな展覧会はありましたか?
さいごに関連リンクです。
先日行ったヨコスカです。
それでは、今回の通信は終了です。次回は8月の予定です。(あくまで予定です^^;)
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。
(この人がモリです)