今月も展覧会に行きたい!よろコンです
先月は青森旅行で一回休みでしたが、今年さいごの展覧会まとめを書きます。
ワールドカップもいよいよ大詰め。日本代表の活躍に盛り上がりました。
そして今年もいよいよ大詰め。何かと慌しい年の瀬も展覧会でゆっくり過ごしたいものです。
ということで、今回も自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプトで始めます。なにか一つでも気になるものがありましたら幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
【今月の展覧会】
1. 情報源
・「絶対見逃せない 2022 美術展」& 美術展80ハンドブック
・東京都の展覧会|展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape
・ちらしミュージアム(iPhoneアプリ)
に、各美術館のWebサイトの情報等を加えて記述します。
(こちらは青森が生んだ世界的版画家の記念館の紅葉)
2. 気になる展覧会
(1) 今月開催中・開催予定の展覧会
☆「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」@上野・国立西洋美術館 開催中(10/8) -2023/1/22(日時予約制)
※ 日本初公開のピカソ作品35点。約半数がピカソ作品とのこと。このほかパウル・クレー、アンリ・マティス等、20世紀巨匠の作品で構成された展覧会。そろそろ見に行かなければ・・・
☆「京都・智積院の名宝 展」@六本木・サントリー美術館 開催中(11/30) -2023/1/22
※ 弘法大師空海から始まる真言宗智山派の総本山・智積院。長谷川等伯・久蔵が描いた国宝の障壁画が初めて寺外で公開されます。
☆「国宝 雪松図と吉祥づくし 展」@三越前(日本橋)・三井記念美術館 開催中(12/1) -2023/1/28
※ 三井記念美術館年末・年始恒例の国宝「雪松図」屏風の展覧会。吉祥主題で来年も良い年に。
☆「ヴァロットン-黒と白 展」@東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中(10/29) -2023/1/29(日時予約制)
※ ナビ派の画家ヴァロットンの版画の展覧会を世界有数のコレクションを誇る三菱一号館美術館が開催。ロートレック作品との比較もあるとか。
☆「諏訪敦 眼窩裏の家事 展」@府中・府中市美術館 12/17 -2023/2/26
※ 現代日本の写実絵画のトップランナー・諏訪敦の展覧会。「死」を思わせる作品など、ただの写実ではなく、そこにないものも写し取るような作品に触れてきたいと思います。
(2) 展覧会ミニ・レポート
・開催中
☆東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」@上野・東京国立博物館 開催中(10/18) -12/11(本日終了)(日時予約制)
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」
※ とにかく国宝だらけ。貴重な展覧会でした。国宝は常設展でも展示されていますので、これからも少しずつおさらいしていきたいと思います。
☆静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念「響きあう名宝 -曜変・琳派のかがやき-」@東京(丸の内)・静嘉堂文庫美術館 開催中(10/1) -12/18(日時予約制、展示替えあり:前期~11/6・後期11/10~)
※ 重要文化財の明治生命の建物に移ってきた静嘉堂文庫美術館。国宝「曜変天目」がとにかく素晴らしい。曜変天目のぬいぐるみも大人気(行ったときは売り切れで品物がなかった^^;)
☆「つながる琳派スピリット 神坂雪佳展」@汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 開催中(10/1) -12/18
つながる琳派スピリット 神坂雪佳 | パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
※ 展覧会の初めは琳派の画家の作品、その後、神坂雪佳の作品へと続きます。絵画、デザインとマルチに活躍した神坂雪佳のバラエティに富んだ世界を楽しめる展覧会でした。結構、好きです。
☆「展覧会 岡本太郎」@上野・東京都美術館 10/18 -12/28(日時予約制)
※ 展示作品の多くが撮影可能。岡本太郎の芸術を"体感"できるような展示。その魅力と迫力を再認識です。
「傷ましき腕」1936/49年
「雷人」1995年(未完)
☆「上野アーティストプロジェクト2022 美をつむぐ源氏物語-めぐり逢ひける えには深しな-」@上野・東京都美術館 11/19 -2023/1/6
https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_uenoartistproject.html
※ 絵画、書、染色、工芸とさまざまなスタイルの作品がつむぐ新感覚・源氏物語展。岡本太郎展のチケットで鑑賞できます。
渡邊裕公「華日粧春」(かじつしょうしゅん)2017年
カラーボールペンで描かれた作品。驚きです。
・終了
☆特別展「大蒔絵展 -漆と金の千年物語」@三越前・三井記念美術館 10/1 -11/13(予約なし、展示替えあり:前期~10/23・後期10/25~)
※ こちらも国宝、重文多数の展覧会でした。源氏物語絵巻に蒔絵の調度。漆に螺鈿と、その美しさに魅了される展覧会でした。
☆「写真展 はじめての、牛腸茂雄」@渋谷・ほぼ日曜日(PARCO) 10/6 -11/13
※ 「ごちょう しげお」と読みます。幼少期にかかった病気から20年は生きられないと言われた牛腸さんが写し取った日常の一コマ。学生闘争等、過激さが増す時代で一見、何の変哲もない日常の一コマに命を費やし撮影をしてきた牛腸さん。36歳でこの世を去るときの言葉は「ネバーギブアップ」とか。とても素敵な写真展でした。
☆「生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」@京橋・アーティゾン美術館 7/30 -11/16
生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎 | アーティゾン美術館
※ ともに福岡県久留米出身の二人。目指す方向も、その人生も、対極にあるように見える二人。それでもお互いを意識し、そして繋がり合っていた二人の関係と作品をたどる展覧会でした。
青木繁「海の幸」1904年
坂本繁二郎「放牧三馬」1932年
☆「アーツ・アンド・クラフツとデザイン -ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」@東府中・府中市美術館 開催中(9/23)-12/4
アーツ・アンド・クラフツとデザイン - ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
※ アーツ・アンド・クラフツの代表格ウィリアム・モリスの壁紙、アメリカのフランク・ロイド・ライトのデザインした家具、美しく丁寧な生活を送るために生み出された数々の作品に癒される展覧会でした。こんな品々に囲まれた生活をしたい。
☆「【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳」@恵比寿(広尾)・山種美術館 10/6 -12/4(日時予約優先、一部展示替えあり:前期~11/6・後期11/8~)
※ 「西の栖鳳、東の大観」近代京都画壇の中心、動物を描けばその体臭までも表すと言われた竹内栖鳳の「班猫」。好きすぎて何とか元の飼い主を説得して引き取った猫。よほど描きたかったのでしょう。
竹内栖鳳「班猫」1924年
・青森
11月に旅行した青森県の美術館から
棟方志功記念館
十和田市現代美術館
草間彌生「愛はとこしえ十和田でうたう」
チェ・ジョンファ「フラワー・ホース」
ちなみに美術館があるのは「駒街道」沿い。馬とは深いかかわりが
・弘前れんが倉庫美術館
弘前れんが倉庫美術館 ー Hirosaki Museum of Contemporary Art
奈良美智「A to Z Memorial Dog」2007年
ということで、今月はこのへんで。
3. さいごに
11月は青森旅行で美術館を回りましたが、現代の作品に郷土の巨匠、いろいろな作品を見ることができて、とても有意義な経験となりました。これからも東京以外の美術館に出かけていきたいなぁと思います。
そして2022年の残すところ、あとわずか。まだ、見に行けてない展覧会もありますので、見逃さないよう計画していきたいと思います。
ということで、何か、おもしろそうな展覧会はありましたか?
さいごに関連リンクです。青森関連です。
三内丸山遺跡から棟方志功記念館
十和田市現代美術館
弘前れんが倉庫美術館
それでは、今回の通信は終了です。次回は2023年開催の美術館に触れたいと思います。(あくまで予定です^^;)
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。
(タローマン。かなりはまってます^^;)