今月も展覧会に行きたい!よろコンです
今日はホワイト・デーの深夜
何かと忙しくなる年度末
そんな今月もやっぱり展覧会に行きましょう!
ということで3月!もだいぶ経ちましたが、そこは気にせず(^^;)、気になる展覧会をピックアップしてみたいと思います。
今回も自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプトで始めます。なにか一つでも気になるものがありましたら幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
【今月の展覧会】
1. 情報源
・「絶対見逃せない 2023 美術展」& 美術展80ハンドブック
・東京都の展覧会|展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape
・チラシミュージアム(iPhoneアプリ)
に、各美術館のWebサイトの情報等を加えて記述します。
(ほんのひと月前、東京でも雪が降ったのに、もう桜?)
2. 気になる展覧会
(1) 行ってきた展覧会
☆「佐伯祐三 ー 自画像としての風景 展」@東京(丸の内)・東京ステーションギャラリー 1/21 - 4/2(日時指定予約制)
特別展「佐伯祐三-自画像としての風景」:【東京会場】2023年1月21日(土)~4月2日(日) 東京ステーションギャラリー/【大阪会場】2023年4月15日(土)~6月25日(日) 大阪中之島美術館
※ 1/22訪問。先月ご報告した通り、佐伯祐三という画家を知るなら、この展覧会は必見です。レポートのリンクは後程。
☆「コレクションの異境 小貫政之助 展 ~"永遠の不安"を描く~」@立川・たましん美術館 開催中(12/3) - 3/26
※ 2/12訪問。チラシミュージアムで見つけて行ってきました。先ほどの雪はこちらの美術館を訪問した時のもの。立川の新しい街にある小さな美術館。初めて行きました。その美術館のコレクションの異境は、かなり独特で魅惑的で心が揺らめくような世界。東京市京橋区に生まれた小貫政之助は戦争を経て東京の西、多摩は福生に移り住みます。ブラマンクや佐伯祐三にも影響を受けた画家の作品はやがて妖艶な女性に生と死、不安、孤独を映し出してゆきます。この展覧会、かなり面白いです。(なお、美術館にトイレがないので、近くの施設のトイレを利用するよう、お気を付けください^^)
作品は撮影可能でした。初期のころの風景画。ユトリロを思わせる
息子の死の後、写経を繰り返す中、現れ出でた女性の姿。この作品、良いです。
☆「レオポルド美術館 エゴン・シーレ 展」@上野・東京都美術館 開催中(1/26) - 4/9(日時指定予約制)
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才<オフィシャルHP>
※ 20世紀初頭のウィーンを強烈な個性で駆け抜けたエゴン・シーレ。クリムトに「才能がありすぎる」とまで称賛され、戦争も終わり、ますます世界へと羽ばたこうとしていた矢先、流行り病に突然、生涯の幕を閉じられたシーレ。激しさを内に秘めた鮮烈な作品のままの人生だったと思います。本展ではシーレをはじめとして、同時代を生きたウィーン分離派の画家たちの作品も展示されており、当時のウィーンを感じられる展覧会となっています。
シーレの風景画。このコーナーは撮影可能。整列した家を俯瞰で捉え、とてもデザイン的な作品でした。
☆「江戸絵画の華 展」@日比谷(有楽町)・出光美術館 <第2部> 開催中(2/21)-3/26(日時指定予約制)
※ 第1部も行きましたが、第2部も2/23訪問。第1部は若冲でしたが第2部は応挙に芦雪、江戸琳派とこちらも多彩な江戸絵画を楽しめる内容となっていました。若冲も良いけど応挙もね。
第2部の作品はこんな感じです。
☆「特別展 日本の風景を描く -歌川広重から田渕俊夫まで-」@恵比寿(広尾)・山種美術館 12/10-2/26(終了)
【特別展】 日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで― 〔過去に開催された展覧会〕 - 山種美術館
※ 歌川広重から池大雅、黒田清輝、佐伯祐三、川合玉堂と国内外の風景を描き続けた日本の画家たち。そんな様々な風景画を楽しめる展覧会でした。特に石田武の「四季奥入瀬」は奥入瀬の春夏秋冬を描き分けた大作。その4枚が10数年ぶりに一堂に会す貴重な展覧会で、その絵の中に入ると、正に奥入瀬の自然に包まれるような、そこだけ空気が違うような気がしました。作品は上記リンク先の山種美術館さんのページで見てみてください。夏の「瑠璃」が特に好きでした。
唯一、撮影可能だった米谷清和の「暮れてゆく街」渋谷です。
(2) これから行きたい展覧会
・開催中
☆「若冲と一村 時を越えてつながる 展」@箱根・岡田美術館 開催中(12/25) - 6/4
若冲と一村 ―時を越えてつながる―|開催中の展覧会|岡田美術館
☆「マリー・ローランサンとモード 展」@渋谷・Bunkamuraザ・ミュージアム 開催中(2/14) - 4/9
☆「芳幾・芳年 -国芳門下の2大ライバル 展」@東京(丸の内)・三菱一号館美術館 開催中(2/25) - 4/9
芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル|三菱一号館美術館(東京・丸の内)
※マリー・ローランサンと芳幾・芳年は前売券を買いました。と思ったら、会期も四月上旬。早めに行かないとです。
・今月から開催
☆「ルーブル美術館展 愛を描く」@乃木坂(六本木)・国立新美術館 開催中(3/1) - 6/12
※ 今回のルーブル展は「愛」がテーマ。様々な愛にあふれた展覧会なのでしょう(^^)ゴールデンウィークは混みそう(^^;)
☆「特別展 東福寺」@上野・東京国立博物館 開催中(3/7) - 5/7
特別展「東福寺」:【東京展】2023年3月7日(火)~5月7日(日)/東京国立博物館 平成館|【京都展】2023年10月7日(土)~12月3日(日)/京都国立博物館 平成知新館
※ こちらも前売券購入。京都の東福寺、行ったことないので、まずは展覧会から
☆「春の江戸絵画まつり 江戸絵画のお絵描き教室 展」@府中・府中市美術館 開催中(3/11) - 5/7
春の江戸絵画まつり 江戸絵画お絵かき教室 東京都府中市ホームページ
※ 府中市美術館恒例の江戸絵画まつり。府中市美術館でも特に人気の展覧会シリーズ。こちらもゴールデンウィークは入れなくなるかもしれないので、早めに見に行きます。
☆「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」@竹橋・東京国立近代美術館 3/17 - 5/14
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/jubun2023/
※ 個人的にはこの展覧会、かなり期待しています。これも前売券、買いましたので早めに行かないと。
☆「椿椿山展 軽妙端麗な色彩と筆あと」@西高島平・板橋区立美術館 3/18 - 4/16
※ 椿椿山(つばきちんざん)。家にぼたもちをもらいに行く前に行ってきます。
☆「憧憬の地 ブルターニュ モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷 展」@上野・国立西洋美術館 3/18 - 6/11
憧憬の地 ブルターニュ展 ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷|国立西洋美術館
☆「ブルターニュの光と風 展」@新宿・SOMPO美術館 3/25 - 6/11
※ 西洋美とSOMPO美のブルターニュ。比較して見てみるのもおもしろそう
ということで、今月はこのへんで。
3. さいごに
今月から開催!という展覧会は多いですね。展覧会も春に向けていよいよ満開です。
そして今開催中の展覧会は今月から来月上旬で終わってしまうので、見逃さないようにしたいところ。佐伯祐三展は先月から触れていますが、小貫政之助展は妖しい世界に浸れます。入館料も500円、立川の街もいろいろとあるので、ちょっと遊びに来られるのもおもしろいと思います。もちろん、注目のエゴン・シーレ展も見逃せません。
さぁ、今月も一つでも多く展覧会を見に行きたいと思います。
さて、何かおもしろそうな展覧会はありましたか?
さいごに関連リンクです。佐伯祐三展
奥入瀬ってこんなとこ
それでは、今月の通信は終了です。次回は4月の予定です。(あくまで予定です^^;)
ということで、ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。
(中野の花も満開)