よろコンです。
今日は8/3(日)、SOMPO美術館「大正イマジュリィの世界」の後に出会った未知なる世界・・・です。
今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています)

(興味津々)
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☆ アール・ブリュット ゼン&ナウ Vol.4
未知なる世界と出会う
-英国アール・ブリュット作家の現在(いま)
@ 東京都渋谷公園通りギャラリー(渋谷) 開催中~8/31(日)まで
未知なる世界と出会う —英国アール・ブリュット作家の現在(いま) | 展覧会・交流プログラム | アーカイブ | 東京都渋谷公園通りギャラリー
○開館時間=11:00~19:00(8/15、22、29の金曜日はサマーナイトミュージアムで21:00まで)
○休館日=月曜日
○入館料=無料
○展示替え=なし
○鑑賞日時と時間=8/3(日) 16:35~、30分
○混雑=混雑していませんでした。ゆっくりと鑑賞できました。
○写真撮影:撮影OK

○展示構成
・「展示室1」はモノクロームの部屋。白と黒が基調の作品が展示されています。
以下、この部屋の作家です。
- アンドリュー・ジョンストン Andrew Johnstone(1986〜)
- ナイジェル・キングスベリー Nigel Kingsbury(1949〜2016)
- テレンス・ワイルド Terence Wilde(1963〜)
- キャシー・ウォード Cathy Ward(1960〜)
- ターザ・マイルハム Tirzah Mileham (1971~)
- カーラ・マクウィリアム Cara Macwilliam(1972〜)
- マッジ・ギル Madge Gill(1882〜1961)
・「展示室2」はカラーの部屋。鮮やかな色彩が溢れます。
以下、この部屋の作家です。
- キャメロン・モーガン Cameron Morgan(1965〜)
- スコッティ・ウィルソン Scottie Wilson(1891〜1972)
- ヴァレリー・ポッター Valerie Potter(1954〜)
- ジェシー・ジェームズ・ネーゲル Jesse James Nagel(1993〜)
○レポート
「アール・ブリュット」(Art Brut)
よく知りませんでした。フランス語で「生(なま)の芸術」
正規の美術教育を受けていない作家による既存の枠にとらわれない芸術で1940年代にフランスの画家・デュビュッフェが提唱した概念とか。イギリスではアウトサイダー・アートとも呼ばれています。
自由な表現、内面の衝動の発露、多様な価値観を包含する芸術世界。日本では障害のある方の作品などを中心に展覧会やイベントが展開されています。
この日見たEテレ日曜美術館「アートシーン」で本展が紹介されていて、その作品に衝撃を受け、今日ここに来ました。いざ、未知なる世界へと足を踏み入れましょう。

(未知なる世界はこの奥)
それでは特に気になった作品からいくつか。
まずはカラフルな「展示室2」から。色に誘われ、まず見てしまいました。

キャメロン・モーガンの作品群(手前は「Happy Go Lucky with Polaroids」2024年)
1991年からグラスゴーのスタジオで活動。絵画・陶芸・刺繍と様々な分野で明るい色を使いこなす多才かつ多作な作家。今回は特に「カメラ」に注ぐ愛情にまつわる作品を展示されているとのこと。なんだか、ご機嫌になれます。

ジェシー・ジェームズ・ネーゲル「Every Gay Boy Detests Fanny」2023年
今回の作家の中で、いちばん若い作家はロンドンを拠点に活動。この色彩の洪水を見て、ここに来ました。画家の言葉「リラックスできるチェストは違って、アクション満載な感覚がある。何が起こるかわからない」まさに結末知らずの創造力の驀進

続いてモノクロームな「展示室1」へ。

キャシー・ウォード「Sister Moon」2017年
幼少期、アイルランドの慈善修道女会が運営する私立修道院に送られた経験が長く深くその作品に影響をしているとか。いろいろな経緯で最後はロンドンに。異様なまでの緻密さ。絵の中を見入れば見入るほど、無数の眼に見つめられます。

続いて・・・

カーラ・マクウィリアム(ごめんなさい。タイトルは?)
物理的な、感情的な、そして形而上学的な、あらゆるエネルギーに衝き動かされ創造する作家。それは自身の抱える障害から生み出されてくるものでもあります。貝のような、軟体動物のような、植物のような。作品の持つエネルギーですでに動き続けているようにさえ見える作品。

ターザ・マイルハム 「When Women and Fish Took Over the World」2022年
20年前から週に何時間も費やして芸術への情熱を探求している作家。脳に損傷を受けるまでは、縫製師とパターンメーカーの仕事をされていたとのこと。最近では淡色のドローイングで紙面を埋め尽くすことで想像力を駆け巡らせているとか。不思議な人魚?半魚人?なんてシュールな水槽

マッジ・ギル「Untitled」1952年
英国で最も有名な女性アウトサイダー・アーティストとのこと。複雑な模様の背景に浮かぶ、神秘的な女性の顔。このインク画は、1920年代に創造したいという本能的な衝動に駆られて始まったものとのこと。まさにアール・ブリュット。ギルは精霊の力で自動的に生み出されたという芸術作品を何作も残しているとか。
このほかにも、型にはまらない初めて見る作品ばかりで、何かから解放されていくような感覚に陥る展覧会でした。アール・ブリュット、これからも見て行きます。
最後に関連リンクです。
この展覧会の前に見た展覧会です。
【展覧会Log】8/3(日) :大正イマジュリィの世界@SOMPO美術館(新宿)のレポート(2025/8/10-11記述) - すきコレ
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ということで今回の展覧会Logは以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。

(公園通りは暑かった。生茶、飲みたかった)