よろコンです。
今日は8/24(日)の午後、神田駅から歩いて展覧会へ。その後、東京駅まで歩きました。
まだまだ酷暑が続きます。花と鳥。展覧会は涼やかでした。
今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています)

(美術館行きのエレベータへ)
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☆ 美術の遊びとこころIX
花と鳥
@ 三井記念美術館(三越前) 開催中~9/7(日)まで
○開館時間=10:00~17:00
※ 入館は閉館30分前まで
○休館日=月曜日
○入館料=一般当日1,200円、大学・高校生700円、中学生以下無料
○展示替え=なし
○鑑賞日時と時間=8/24(日) 15:40~、70分(ゆっくりめに見て回りました)
○混雑=多くの方がいますが、混雑はしていません。ゆっくり見られました。
○写真撮影:展示室3(如庵)と4(絵画展示)は撮影可能です。それ以外はNGでした。

(美術館入口の夫婦鹿。池田勇作「嶺」1924(大正13)年。こちらは常設です)
○展示構成
-章立てはありませんが、各展示室でテーマをもった展示がされています。
・展示室1:茶碗や蒔絵などの工芸品の展示
・展示室2:一点展示。今回は重要文化財「玳皮盞 鸞天目」(たいひさん
らんてんもく)茶碗を展示。「玳皮盞」はウミガメの
一種・玳瑁(たいまい)の甲羅に似ていること、また茶碗の内側に
中国の霊鳥・鸞(らん)が描かれていることが名前の由来
・展示室3:如庵の再現コーナー。国宝の茶碗も
・展示室4:応挙や三井家の花鳥図
・展示室5:こちらも香合等の工芸品等を展示
・展示室6:小部屋ですが、土佐光起の四季草花図色紙・短冊を中心に
・展示室7:応挙、沈南蘋の作品、重要文化財「日月松鶴図屏風」そして
色鮮やかな三井家の着物が展示された部屋で華やかに大団円
○レポート
三井家のコレクションから美術の「遊び」と「こころ」を感じる展覧会は今回で九回目。日本美術の主題として欠かせない「花と鳥」をテーマに日本画、茶碗、蒔絵、香合等の工芸品から色鮮やかな着物まで。美の中にこころ遊ばせる展覧会でした。三井家の人々の作品が展示されているのも特徴的かと。
それでは展覧会の様子です。写真撮影OKだった展示室3、4から
まずは展示室4の絵画作品から

土佐光起「鶉図」(江戸時代・17世紀)
やまと絵土佐派の花鳥図。赤い花はサルトリイバラ
円山応挙「蓬莱山・竹鶏図」(1790(寛政2)年)
蓬莱山と鶏の組み合わせは珍しいとのこと。不老不死の山に日が昇ると鳴く縁起物の鶏と初春のおめでた画題

渡辺省亭「葦鷺図」(明治~大正時代・19~20世紀)
塗らずに描かれたシロサギの羽毛。五穀豊穣のシンボル。ちなみに白鷺という名の鳥は存在せず、白い鷺の総称とか。そうだったんですね(^^;)

小林古径「木菟図」(昭和時代・20世紀)
木菟とは兎のような耳(のような羽)を持つ鳥ということ。大倉集古館に古径の紅梅に止まるミミズクの作品がありますが、もふもふの毛にパチッとした眼は共通点が
次は六曲一双の屏風です。


三井高福(たかよし)「海辺群鶴図屏風」(1885(明治18)年)
北三井家8代の高福最晩年の大作。円山応挙の作品を模したとか。三井家の他の方の作品もさすがの内容でした。

渡辺始興「鳥類真写図巻」(江戸時代・18世紀)
長大な鳥のスケッチの図巻です。この展覧会、作品と実際の鳥の写真が解説として置かれていて、実物を確認しながら絵を見られるのも面白かったです。驚きの描写力です。
展示室3の「如庵」

奥は小野道風の書。手前は国宝 志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)

(国宝の茶碗です)
最後は展示室7の沈南蘋の花鳥動物図。今回の展覧会では撮影NGですが、三井記念美術館1月の展覧会「唐ごのみ -国宝 雪松図と中国書画-」で撮影OKだったときに撮った写真から

「藤花独猫図」(清時代・18世紀)
「柳下雄鶏図」
花に鳥に、絵に工芸に着物と、華もあり清々しくもあり、気持ちの良い展覧会でした。
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ということで今回の展覧会Logは以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。

(日本橋の花壇の白い花も清々しかった)