よろコンです
今年もよろしくお願いいたします
能登半島の大地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨日は春の七草、今日は成人の日ということで、いよいよ今年も本格始動
今週のお題「2024年にやりたいこと」
年の初め、このブログで一年の予定を考えたいと思います(^^;)
今年も見に行きたい展覧会が目白押し。自分のためにこのブログで少し整理させていただきます。少しばかりお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
なお、すでに開催中の展覧会で見て来たものは最後に少しご紹介させていただきます。
ということで、今回も自分のための展覧会メモ。一貫性はありません。ただただ「今、気になるものをとにかく載せる」というコンセプトです。なにか一つでも気になるものがありましたら幸いです(^^)
なお、開催期間などは変更になる可能性もありますので、美術館サイトも併せてご確認ください。
ちなみに今年も参考にしたのは
2024 美術展80ハンドブック
(日経トレンディ2024年1月号増刊「日経おとなのOFF 2024年絶対に見逃せない美術展」付録)
です。
日経トレンディ1月号臨時増刊 日経おとなのOFF 2024年 絶対見逃せない美術展|日経TRENDY
それでは、今年開催の展覧会から(リンクはすべて美術館のURLです)
☆「癒しの日本美術 -ほのぼの若冲・なごみの土牛-」@恵比寿(広尾)・山種美術館 開催中 - 2/4
日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)
☆「奈良美智:The Beginning Place ここから」@青森・青森県立美術館 開催中 - 2/25
※ きっと今回は見に行けないでしょうが、またいつか行きたい。(と言うか、二年前に行ったときは閉館中でした・・・リベンジを^^;)
☆「キース・へリング展 アートをストリートへ」@六本木・森アーツセンターギャラリー 開催中 - 2/25
森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY
※ 巡回:兵庫県立美術館(4/27~6/23)
☆「マリー・ローランサン -時代をうつす眼」@京橋・アーティゾン美術館 開催中 - 3/3
アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo
※ 昨年はBunkamuraで展覧会がありましたマリー・ローランサン。さて、アーティゾンの展覧会はいかに
☆「開館記念展 皇室のみやび -受け継ぐ美-」@大手町・皇居三の丸尚蔵館 開催中 - 6/23
皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan
※ 期毎に展示替えあり。二期開催中、四期まで。個人的には四期の動植綵絵、唐獅子図屏風に注目
☆「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 -機械時代のアートとデザイン」@箱根・ポーラ美術館 開催中 - 5/19
☆「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」@千葉・千葉市美術館 開催中(1/6) - 3/3
※ 美人画の中ではこの人の美人画がいちばんのタイプかも
☆「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」@上野・東京国立博物館 1/23 - 4/14
東京国立博物館 - Tokyo National Museum
☆「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」@上野・東京都美術館 1/27 - 4/7
※ 巡回:郡山市立美術館(4/20~6/23)、東京富士美術館(7/6~9/29)、あべのハルカス美術館(10/12~1/5)
☆「マティス 自由なフォルム」@乃木坂・国立新美術館 2/14 - 5/27
国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
※ こちらも昨年の東京都美術館とは違った展示に興味津々
☆「『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本」@西高島平・板橋区立美術館 3/2 - 4/14
※ 巡回:2/4までは京都文化博物館で開催中。三重県立美術館(4/27~6/30)
イタビに行きます
☆「春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術」@府中・府中市美術館 3/9 - 5/6
※ 恒例の春の江戸絵画まつりはGW前に行きたいところ(GWになると混みすぎて入れなかったこともありますので)
☆「北欧の美術 -ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」@新宿・SOMPO美術館 3/23 - 6/9
SOMPO美術館(新宿駅 徒歩5分)|この街には《ひまわり》がある。
※ 巡回:松本市美術館(7/13~9/23)
☆「大吉原展 江戸アメイヂング」@上野・東京藝術大学大学美術館 3/23 - 5/19
東京藝術大学大学美術館 The University Art Museum, Tokyo University of the Arts
☆「ブランクーシ 本質を象る」@京橋・アーティゾン美術館 3/30 - 7/7
アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo
※ 今、西洋美で開催中のキュビズム・レボリューションにも作品展示が
☆「宇野亞喜良展」@初台・東京オペラシティアートギャラリー 4/11 - 6/16
※ 巡回:刈谷市美術館(9/14~11/9)
御年89歳。gggにも見に行きましたが、こちらにも行きたい
☆「生誕120年 サルバドール・ダリ -天才の秘密-」@猪苗代・諸橋近代美術館 4/20 - 9/1
※ 昨年、行ってきました。今年も行ける・・・かな?!
☆「デ・キリコ展」@上野・東京都美術館 4/27 - 8/29
※ 巡回:神戸市立博物館(9/14~12/8)
☆「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」@竹橋・東京国立近代博物館 5/21 - 8/25
※ 巡回:大阪中之島美術館(9/14~12/8)
☆「石川九楊大全」@上野・上野の森美術館 【古典篇】遠くまで行くんだ 6/8 - 6/30、【状況篇】言葉は雨のように降りそそいだ 7/3 - 7/28
※ ほぼ日の学校で石川先生にことを知りました。是非、実際の作品も見てみたい
☆「フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線」@新宿・SOMPO美術館 6/22 - 9/23
SOMPO美術館(新宿駅 徒歩5分)|この街には《ひまわり》がある。
※ 巡回:札幌芸術の森美術館(10/12~2025/1/5)
☆「江戸の花鳥画家・岡本秋暉展 -摘水軒コレクションを中心に」@千葉・千葉市美術館 6/28 - 8/25
☆「生誕130年 北川民次展 - メキシコから日本」@用賀・世田谷美術館 9/21 - 11/17
※ 巡回:名古屋市美術館(6/29~9/8)、郡山市立美術館(2025/1/25~3/23)
☆「カナレットとヴェネツィアの輝き」@新宿・SOMPO美術館 10/12 - 12/28
SOMPO美術館(新宿駅 徒歩5分)|この街には《ひまわり》がある。
※ 巡回:静岡県立美術館(7/27~9/29)
☆「田名網敬一 RETROSPECTIVE」@乃木坂・国立新美術館 8/7 - 11/11
国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
※ 87歳。宇野さんと同じく今でも活躍しているパワーがすごい
☆「没後300年記念 英一蝶」@六本木・サントリー美術館 9/18 - 11/10
※ 謎の絵師
☆「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」@上野・東京都美術館 9/19 - 12/1
※ 奄美を描き続けた孤高の画家
☆「ベル・エポック-美しき時代 パリに集った芸術家たち ワイズマン&マイケル コレクションを中心に」@汐留(新橋)・パナソニック汐留美術館 10/5 - 12/15
パナソニック汐留美術館 Panasonic Shiodome Museum of Art | Panasonic
※ パリを彩ったこの時代のポスターが好きです
☆「モネ 睡蓮のとき」@上野・国立西洋美術館 10/5 - 2025/2/11
※ 巡回:京都市京セラ美術館(2025/3/7~6/8)、豊田市美術館(2025/6/21~9/15)
ここからは開催中で見て来た展覧会です。
(写真はすべて撮影可能な作品です)
☆「モネ-連作の情景」@上野・上野の森美術館 開催中 - 1/28www.monet2023.jp※ 2023/11/10鑑賞
モネ作品あふれる展覧会でした。
連作からの写真。絵の持つ光から天気や時間を感じてみてください。
上から
「ウォータールー橋、曇り」(1900年)
「ウォータールー橋、ロンドン、夕暮れ」(1904年)
「ウォータールー橋、ロンドン、日没」(1904年)
でした。
※ 巡回:大阪中之島美術館(2/10~5/6)
☆「倉俣史朗のデザイン -記憶のなかの小宇宙」@用賀・世田谷美術館 開催中 - 1/28
www.setagayaartmuseum.or.jp※ 2023/12/10鑑賞
Eテレの日曜美術館を見て、展覧会に行きました。多くの芸術家がこれ以上の美はないと言っていた透明アクリル樹脂に造花の薔薇を閉じ込めたミス・ブランチをはじめとした機能を保ちつつもアッと驚く造形の家具たち。その着想は作者の夢から来たとか。これまでの概念が揺さぶられるようなおもしろさのある展覧会でした。
「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」(1986年)
美術館ロビーにも置かれていて実際に座ってきました。思ったより(?!)座り心地良いです
☆「ゴッホと静物画 - 伝統から革新へ」@新宿・SOMPO美術館 開催中 - 1/21
gogh2023.exhn.jp※ 2023/12/23鑑賞
「ひまわり」で有名なSOMPO美術館のゴッホ展は静物画に焦点を当てた展覧会です。
「カーネーションをいけた花瓶」(1886年)
左は「アイリス」(1890年5月)、右はSOMPO美術館の「ひまわり」(1888年11~12月)
ゴッホの他、モネやルノワールの静物画も展示されています。
☆「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展-美の革命」@上野・国立西洋美術館 10/3 - 2024/1/28
cubisme.exhn.jp※ 1/3鑑賞
今年も最初の展覧会は西洋美「キュビスム レボリューション」から
対象物を多視点で捉え、再構築したキュビスム。その時代は短かったのですが、その後に与えた影響がとんでもなく大きかったことを感じる展覧会です。
こんなキュビスムも
マルク・シャガール「キュビスムの風景」(1919-1920年)
エレーヌ・エッティンゲン「無題」(1920年頃)
ということで、今年の展覧会も楽しみですが今回はこのへんで。
3. さいごに
2023年を振り返りますと、最も印象的だった展覧会はこちらでした。
トーハクさんの「やまと絵」展
四期にわたって展示替えがありましたが、四期とも見に行きました。質・量ともにこれだけの展覧会はないのではないかと思わせる内容。あの鳥獣戯画が期毎に甲・乙・丙・丁と一巻ずつ展示。源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻そろい踏みに源頼朝像、平家納経等々、絵のみならず書の名品と豪華絢爛な展覧会でした。同時期に同じくトーハクさんで開催されていた横尾忠則さんの「寒山百得」展もとても面白かったです。
今年はどんな展覧会が見られるか?一つでも多く展覧会を見に行きたいと思います。
何かおもしろそうな展覧会はありましたか?
さいごに関連リンクです。
【美術館情報】
・東京都の展覧会|展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape
ということで今回は以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また、よろしくお願いいたします。
※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。
(今年もよろしくお願いします。「あひるの子」ジョン・エヴァレット・ミレイ @西洋美)