すきコレ

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【展覧会】宇野亞喜良展@初台・東京オペラシティ アートギャラリー(2024/5/12 鑑賞)

よろコンです。

 

本ブログでは見て来た展覧会の個人的な感想を書いています。

 

今回は、2024年5月12日(日)に見て来た展覧会

宇野亞喜良展@初台・東京オペラシティ アートギャラリー

です。

 

イラストレーター、グラフィックデザイナー

宇野さんの作品は去年の1月、銀座のギャラリーで見てきました。そこでは最新作と過去のポスターが中心の展示でしたが、今回はさらに学生時代から現代に至るまで、広告、ポスター、絵本、舞台美術、立体等の作品が多岐にわたって網羅的に展示されています。

90歳になられて、今なお瑞々しさを失わないLe monde d'AQUIRAX UNOにどっぷりと浸れる展覧会でした。

 

今回も最後までお読みいただけますと幸いです。

 

【目次】

 

※ 以下の記述は展覧会の解説、パンフ、図録、その他WEB上の資料等を参照の上、記述しております。また、撮影可能だった作品の写真を掲載しています。

 

1. 展覧会情報

(1) 開催概要

・会場:東京オペラシティ アートギャラリー@初台

・期間:開催中(2024/4/11(木)) - 2024/6/16(日)

   ※ 展示替えなし

・時間:11:00~19:00(入館は閉館30分前まで)
   ※ ナイトュージアムなし

・休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

・チケット:一般 1400円、大学・高校生800円、中学生以下 無料

・作品数:約900点(とのこと)

・写真撮影:ほぼ撮影OK(動画と数作品NGあり。NGマークがあるので要注意です)

・関連リンク:

   1) 展覧会

宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO|東京オペラシティ アートギャラリー

 

(展覧会チラシ)

 

(作品リスト)

https://www.operacity.jp/ag/exh273/pdf/list.pdf

 

   2) 美術館

東京オペラシティ アートギャラリー

 

SOMPO美術館の「北欧の神秘」に続いてこちらに

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巨人さん、お久しぶり
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そして会場へ

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それでは、中へ。

 

(2) 訪問日・混雑状況

訪問日:2024/5/12(日) 17:20頃

鑑賞時間:約90分くらい

混雑状況:日曜の夜、混雑とまでは言いませんが、多くの人が来られていました。でも、ゆっくり見られました。

 

(3) どんな展覧会?

宇野亞喜良

1934年愛知県名古屋市生まれ。名古屋市立工芸高等学校図案科卒業

1955年に上京し、カルピス食品工業に入社し広告・宣伝に携わります。その後、横尾忠則、和田誠などとともに活動したり、寺山修司のアングラ演劇の劇団「天井桟敷」のポスターを制作したりと、時代の寵児として活躍します。

広告、挿絵、絵本、ポスター、舞台美術等々、多岐にわたりその才能を発揮し、90歳の今なお、新しい作品を世に送り続ける。そんな、宇野さんの作品を時代的にも、ジャンル的にも網羅し、作り上げられた空間は華やかで、耽美で、どこか優しい、まさに宇野ワールドに包まれる展覧会でした。

 

2. 会場へ

(1) 構成

1. プロローグ 名古屋時代

2. グラフィックデザイナー 宇野亞喜良

3. 企業広告

4. アニメーション映画

5. ポスター

6. 絵本・児童書

7. 版画集・作品集

8. 新聞・雑誌

9. 書籍

10. 絵画・立体作品

11. 舞台美術

12. 近作・新作

 

(2) 気になる作品

今回はほぼ撮影OKで、とにかくたくさんの作品がありますので、スナップショットな感じでご紹介します。

 

「プロローグ 名古屋時代」

若かりし日の自画像
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「グラフィックデザイナー」

振り出しはカルピス

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スター・越路吹雪
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「企業広告」

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「新聞・雑誌」

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「書籍」

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時代劇な挿絵も
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セリフも痺れる

 

「絵本・児童書」

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青い鳥


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猫も安らか


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猫の涙

 

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「版画・作品集」

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「ポスター」

壁一面のポスター
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「舞台美術」

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「絵画・立体作品」


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「近作・新作」


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麻布十番納涼まつり
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そういう季節ももうすぐ。

 

個人的には特に絵本の作品が好きでした。

これでも全然まだ一部。実際の作品は是非とも会場で

 

・・・ということで、展覧会場を後にしました。

 

ミュージアムショップでは今回も図録を買いました。

 

3. さいごに

大阪万博の年に生まれた私のような世代は幼少のころから、きっと意識していなくても、宇野さん、横尾さん、和田さん達の作品が、本に、雑誌に、新聞に、テレビに、そして街に、身の回りにあふれていたんだろうなぁと思います。だから、なぜか、どこか郷愁を少し感じます。だから、今回の展覧会の空間、とても居心地が良かったんだろうなぁ、と思います。そして、宇野さんの作品、やっぱり好きだなぁと思います。(ほわっとした感想ですみません)

 

本展の巡回情報は次の通りです。

【巡回情報】

本展の巡回はありません。

 

関連リンクです。

昨年の1月。我ながら竹久夢二と宇野亞喜良の組み合わせとは冴えてますねぇ(^^)

www.yorocon46.com

この日はこの展覧会に寄って、ここに行きました

www.suki-kore.tokyo

 

今年の夏から秋、こちらの展覧会も楽しみです。

田名網敬一 記憶の冒険 | 企画展 | 国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

 

2024年の展覧会情報はこちら

www.suki-kore.tokyo

  ということで、今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

また、次もよろしくお願いいたします。

 

※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。

 

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(オペラシティに咲く花。色が宇野作品にも通じるような)