よろコンです。
今日は9/15(月)、9月の三連休の最後、敬老の日に見て来ました。
今回も、あとから「あの時、こんな展覧会に行っていたんだなぁ」と自分が思い出すためのメモということで、よろしくお願いします。(このブログでは撮影OKだった作品の写真を掲載しています)

(この大黒様も中にいます)
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☆館蔵品展
狩野派の中の人 絵師たちのエピソード
@ 板橋区立美術館(西高島平) 開催中~9/28(日)まで
館蔵品展 狩野派の中の人 絵師たちのエピソード|板橋区立美術館
○開館時間=9:30~17:00 ※ 入館は閉館30分前まで
○休館日=月曜日
○入館料=無料
○出展数=33点
○展示替え=なし
○鑑賞日時と時間=9/15(月・祝) 15:30~、60分(ゆっくり見て回りました)
○混雑=ゆっくり見られました。
○写真撮影:すべて撮影可能でした。
○展示構成
・1章 江戸狩野派のはじまりと確立 17世紀から18世紀前半
・2章 新たな変化 18世紀後半から明治初期まで
+α:狩野派のギモン 中の人たちの実態
○レポート
夏の後半から秋の初め(今、秋と言えるか?^^;)のこの時期、いろいろな趣向で板橋区立美術館所蔵の狩野派作品が無料で公開される何ともお得な展覧会。展示数は多くないですが、屏風などの大きな作品が多く、ちょっと贅沢。江戸絵画コレクションで有名な板橋区立美術館ならではの展覧会です。
それでは展覧会の様子を
「1章 ~」から

(右隻)

(左隻)
狩野探幽「富士山図屏風」江戸時代17世紀
左に富士、右に三保の松原。江戸狩野派の基礎を作り、「画壇の家康」とも評された探幽の屏風絵。
ちなみに江戸狩野派は探幽が当主の鍛冶橋家、弟・安信、尚信がそれぞれ当主を務めた中橋家、木挽町家、尚信の孫・岑信(みねのぶ)が当主の「浜町家」が御用絵師でも最も格式の高い「奥絵師」を務めました。奥絵師を補佐したのが「表絵師」でした。

英一蝶「投扇図」江戸時代17世紀
扇を投げて鳥居を通す運試し。一蝶らしい躍動感あふれる一枚。三宅島へ島流し、恩赦で再び江戸へ。波乱万丈な一蝶の人生。絵の中の扇で運試しか?

(右隻)

(左隻)
狩野惟信(これのぶ)「四季花鳥図屏風」江戸時代18世紀
順風満帆に出世し、将軍・家治、老中・意次にも徴用された絵師。時代は今の大河ドラマと重なります。木挽町家の地位を不動のものに


「2章~」から

狩野典信(みちのぶ)「大黒図」江戸時代18世紀
大きな大黒様。袋から転がっているのは宝珠。おめでたい。

逸見(狩野)一信(かずのぶ)「布袋唐子図」江戸時代1856~62年頃
東京タワー近くの増上寺の五百羅漢図を描いた絵師。布袋が故郷に帰る際、川を渡ると水面に映る姿が弥勒菩薩であったという伝説があるとのことですが、こちらは布袋様のまま。そちらの方が親しみ深いか。

河鍋暁斎「骸骨図」明治時代19世紀
「その手に描けぬものなし」の天才・河鍋暁斎が書画会などで即興で描いたとされる骸骨図。右は女性、左は男性。ちゃんとマークで区別しているようです。

谷文晁「鐘馗図」江戸時代19世紀
骸骨の次は堂々とした鐘馗図。谷文晁も狩野派に学びます。端午の節句の幟が掛け軸にあらためられた珍しい作品
このほかにも雪月花図、源義経・楠木正成と今年も狩野派の流れを辿っていろいろな江戸絵画を楽しむことができました。また、来年も楽しみにしています。
それでは、展覧会場を後にします。
最後に関連リンクとして、こちら
【展覧会Log】6/29(日):今年もイタビのボローニャ展(2025/6/30記述) - すきコレ
イタビと言えばのボローニャ展
【展覧会】「河鍋暁斎 その手に描けぬものなし」@六本木・サントリー美術館(2019/2/23):こちらも天才、「画鬼・暁斎」 - よろこんで!**してみました。
もう6年以上前ですが、河鍋暁斎展
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ということで今回の展覧会Logは以上です。
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
また次回もよろしくお願いします。

(そうです。区立美術館第一号。区立美術館で素敵な館蔵品展です)