すきコレ

好きなものをコレクションする。そんなコンセプトのブログです。旅にアートに、それからそれから...

私の月報(展覧会等)・2024年1月(2024/2/4)

よろコンです

 

今週のお題「元気を出す方法」

もう一つのブログでは年に一度の元気を出す方法を書きましたが、こちらのブログでは普段の元気を出す方法です。それは展覧会にコンサート等々

 

  今月から、前月の活動(行ってきた展覧会等)と今月の予定(行きたい展覧会等)を未来の私への「月報」としてまとめます。ただただ自分のための趣味のブログですが、何か気になるものが1つでもありましたら、幸いです。しばし、お付き合いください。なお、写真はすべて撮影OKだった作品等です。

 

【目次】

 

1. 2024年1月の活動記録

(1) 行ってきた展覧会

1/3

☆「パリ ポンピドゥーセンター キュビズム展-美の革命」@上野・国立西洋美術館 2023/10/3 - 2024/1/28(終了)

cubisme.exhn.jp

今年、最初に見て来た展覧会。すでに東京展は終わりましたが3/20~7/7京都市京セラ美術館で開催されます。

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パブロ・ピカソ「輪を持つ少女」1919年春


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ファン・グリス「ギターを持つピエロ」1919年5月

この展覧会についてはこちらも

www.suki-kore.tokyo

続けて西洋美の常設展

☆「もうひとつの19世紀 ブーグロー、ミレイとアカデミーの画家たち」@上野・国立西洋美術館 2023/9/19 - 2024/2/12(開催中)

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ウィリアム・アドルフ・ブーグロー「純潔」1893年


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ジョン・エヴァレット・ミレイ「あひるの子」1889年

 

1/14

☆「癒しの日本美術 -ほのぼの若冲・なごみの土牛-」@恵比寿(広尾)・山種美術館 2023/12/2 - 2024/2/4(終了)

日本画の専門美術館 山種美術館(Yamatane Museum of Art)

 

ポスターの伊藤若冲「伏見人形図」(左上)のゆるさがたまらず見に行きました。右下の若冲の「布袋図」もデフォルメが素晴らしいゆるさです。

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そして最近、注目度の高い絵師のゆるい絵も

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長沢芦雪「菊花子犬図」

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この日も続けてf:id:YoroCon:20240205002127j:image

 

☆「キース・へリング展 アートをストリートへ」@六本木・森アーツセンターギャラリー 2023/12/9 - 2024/2/25(開催中)

森アーツセンターギャラリー - MORI ARTS CENTER GALLERY

 

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アートの力を純粋に信じ続けたキース・へリングだからこそのパワー漲る展覧会でした。

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キース・へリングが敬愛するアンディ・ウォーホールならぬ「アンディ・マウス」

クールです。

 

1/19
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☆「マリー・ローランサン -時代をうつす眼」@東京(八重洲)、京橋・アーティゾン美術館 2023/12/92024/3/3(開催中)

アーティゾン美術館 Artizon Museum, Tokyo

 

キュビスム、エコール・ド・パリ、強烈な個性が渦巻くパリで独自の個性で輝いたマリー・ローランサンの展覧会。キュビスムはじめ同時代の画家の作品も見ものです。

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マリー・ローランサン「シェシア帽を被った女」1938年

 

この展覧会はこちらも

www.suki-kore.tokyo

もちろん続けてコレクション展へ

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パウル・クレー「双子」1930年

新収蔵品です。

 

昨年、102歳で天寿を全うされた福岡県出身の画家・野見山暁治

野見山のパリ留学を支援した石橋正二郎。アーティゾン美術館が所蔵する野見山作品を一堂に展示します。

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野見山暁治「あしたの場所」2008年

大作の並ぶ、迫力のある展示でした。関連画家の作品もコレクションから展示されています。こちらも3/3まで

 

1/21

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☆「うるおうアジア -近代アジアの芸術、その多様性-」@武蔵小金井・はけの森美術館 2023/12/2 - 2024/1/28(終了)

展覧会 うるおうアジア | はけの森美術館

 

福岡の福岡アジア美術館の所蔵作品が家から近くのはけの森美術館に。散歩がてら見に行ってきました。アジアの芸術、うるおっています。

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バングラディッシュのリキシャ


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カムルル・ハサン「女性」1972年

こちらもバングラディッシュ


この展覧会もこちらとあわせて

www.suki-kore.tokyo

(2) コンサートなど

1/20 コンサート

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15:00開演@文京シビックホール(後楽園)

響きの森クラシック・シリーズVol.78

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:松田華音)

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

指揮:小林研一郎

東京フィルハーモニー交響楽団

 

※ 昨年末の第九から続けて炎のマエストロ・コバケンのタクトで新年・新世界を聴きました。松田さんのラフマニノフと、素晴らしい「コンサート始め」になりました!

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2. 2024年2月の活動予定

(1) 行きたい展覧会

◎「サムライ、浮世絵師になる!鳥文斎栄之展」@千葉・千葉市美術館 開催中(1/6) - 3/3

千葉市美術館

※ 2月中にぜひとも行きたい展覧会(◎)です。世界初の栄之展にボストンや大英博物館から里帰りの作品もあるとのこと。楽しみです。

 

◎「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」@初台・NTTインターコミュニケーション・センター(ICC) 開催中(2023/12/16) - 3/10

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

※ これも2月中にぜひ行きたいです。BSフジ土曜日13:30~13:55の「アートフルワールド」で紹介されていたのを見て、行こうと思いました。音楽をつきつめてアートにたどり着いた坂本龍一の世界。ライゾマティクスの作品にも注目しています。

 

☆「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」@上野・東京都美術館 開催中(1/27) - 4/7

https://www.tobikan.jp/

※ こちらはチケットを買いました。アメリカの印象派の作品に魅かれます。

 

☆「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」@上野・東京国立博物館 開催中(1/23) - 4/14

東京国立博物館 - Tokyo National Museum

※ 会期末になると混みそうなので早めに行きたいですね。8KCGによる金色堂の原寸大の再現。どうなるのかとても興味あります。

 

☆「マティス 自由なフォルム」@乃木坂・国立新美術館 2/14 - 5/27

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

※ 今月から開催です。

 

☆「開館記念展 皇室のみやび -受け継ぐ美-」@大手町・皇居三の丸尚蔵館 開催中(2023/11/23) - 6/23

皇居三の丸尚蔵館 The Museum of the Imperial Collections, Sannomaru Shozokan

※ 第二期が3/3まで。大観の大作「日出処日本」等、注目です。

 

(2) コンサートなど

2/17 コンサート

14:00開演@サントリーホール(溜池山王・六本木一丁目)

都響スペシャル

ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

バーンスタイン:交響曲第3番「カディッシュ」(語り:ジェイ・レディモア、ソプラノ:冨平安希子、合唱:新国立劇場合唱団)

指揮:エリアフ・インバル

東京都交響楽団

www.tmso.or.jp

※ 2/16に88歳の誕生日を迎えるマエストロ・インバル。学生時代、インバル指揮のCDを買ってショスタコーヴィチを聴いていました。バーンスタインは指揮者としても有名ですが、この交響曲を聴くのは初めてです。今から楽しみにしています。

 

2/29 落語

19:00開演@なかのZERO(中野)

小春志・桃花・貞鏡 合同真打昇進披露公演「三魅一体」

出演:立川小春志、蝶花楼桃花、一龍斎貞鏡、林家けい木 [ゲスト]春風亭昇太

 

※ 今年最初の落語になるかも。(先に寄席に行くかもしれませんが)昨年来、応援している蝶花楼桃花師匠。女性芸人の落語や講談はこれまであまり見てこなかったのですが桃花師匠に新たな扉を開けてもらいました。仕事帰りに大いに笑って息抜きしたいと思います。

 

3. まとめ

先月もいろいろな展覧会に行けました。ふと、思いついて見に行った「うるおうアジア」がなかなか面白かったです。そのほかの展覧会も良かったです。今月は少し遠めの千葉市美術館とICCには是非とも行きたいです。コンサートに加え、そろそろ寄席にも。今月も忙しくなりそうです。

 

さいごに関連リンクです。

 

【美術館情報】

東京都の展覧会|展覧会スケジュール|美術館・アート情報 artscape

 

www.suki-kore.tokyo

 

ということで今月の報告は以上です。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。

また、よろしくお願いいたします。

 

※ ご意見、ご感想、大歓迎です。是非コメントかメール(yorocon46@gmail.com)まで。ツィッターは@yorocon46です。

 

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(六本木からの夕景。手前の灯は国立新美術館)